明日への挑戦

現状の自分に甘んじることなく、日々成長のため精進していく、自分を変えていく、そんな何かの役に立てればと思います。

心の修養のための読書

どうも。復職ほやほやのやぶやぶです。

 

毎日忙しく働いている皆さん、たまにはゆっくりと心を落ち着けて読書をしてみませんか?

 

忙しいビジネスマンだと読む本はビジネス書や専門書になることが多いと思います。ですが、心の修養のため、教養、見識を広げるための読書をしてみることをオススメします。

 

以下、私が読んでいる本です。

 

安岡正篤著 「運命を創る」、「運命を開く」

これはなかなか読み応えのある本です。著者の安岡正篤という人は、明治生まれで、昭和の政財界に大きな影響力を持った人物ですが、東洋思想を中心に「人間とはどうあるべきか」ということを様々に説いてくれます。

 

いささか時代遅れのような感じもするのですが、本を読んでその本質を深く理解していくと、我々現代人が忘れてしまった「大人としての心構え」、「自己を磨くことの大切さ」といったものを思い出させてくれます。

 

人間学講話として8冊出版されていますが、とりあえずこの2冊を読むと豊かな心を持つ素養を身に付けることができます。

 

司馬遼太郎著 「街道をゆく」シリーズ

坂の上の雲」や「翔ぶが如く」、「竜馬がゆく」などの時代小説で有名な司馬遼太郎。実はこのような紀行文もすごく面白いんです。

 

街道をゆく」は著者が行きたいと思っていた道(古道)を車や徒歩で辿って行くわけですが、情景の描写が絶妙で、居ながらにして司馬遼太郎とともに旅をしているような感じになります。

 

この人の特徴として、話が脱線することも多いのですが、それもまた一興。本当に書きたいように書いている、そんな自由な作風に触れるとともに、郷土史にも興味を持てるという、素晴らしい作品だと思います。

 

 

そういえば、中学の頃の塾の英語講師はかなりお年を召していたのですが、授業中の話が脱線することが多かったのを思い出しました。本人は脱線ではなく雑学だと言っていたのですが、そういうことも大事なのかもしれませんね。

 

 

ビジネス書や専門書で知識を深めることも大切ですが、心の修養のための本を見つけて読んでみることも大切です。

 

「忙しい」とは「心を亡くす」と書きますね。忙しい時こそ心を養う、そういった本を読みたいものです。