明日への挑戦

現状の自分に甘んじることなく、日々成長のため精進していく、自分を変えていく、そんな何かの役に立てればと思います。

うつ病からの復職者は勤務形態に合わせて考え方をセットすることが大事

どうも。復職ほやほやのやぶやぶです。

 

うつ病から復職すると、すぐに元の仕事に戻れるって思う人が多いと思うんです。また、周りも以前と変わりなく接してくれると思う人も多いと思います。

 

しかし、現実はそんなことはありません。

 

リハビリ出勤という制度があれば、徐々に慣らしていって・・・という勤務形態になりますし、その間はやはり仕事も「元通り」っていう訳にはいきません。リハビリですからね。

これだと、本当の意味での「復帰」ではないと本人も自覚しやすいですし、周囲の理解も得やすいので、やりやすい環境ですし、集中もしやすいです。

 

リハビリ出勤という制度がなければ、勤務時間は他の社員と同じになるので、一見すると休職していたということが分かりません。本人は「完全復帰だ」と錯覚しやすく、意気込むのですが、仕事は想像していたのとは違う仕事ばかり・・・。

 

さらに、周囲の人はどう接していいかわからない場合が多くなります。何せ自分たちと同じ時間勤務しているわけですから、前と同じでいいのか、それとも配慮しなきゃいけないのか、など。

 

そうなると、自分の思っていた「復職」のイメージと現実との間にギャップが生まれ、それに悩むことになりますし、モチベーションが下がっていってしまいます。そして、会社に行くのがだんだんと辛くなり、病気が再発する、なんて結末に。

 

そのギャップを解消するためには、まず「完全復帰」という思い込みを手放すことが一番になります。「勤務時間はみんなと同じだけど、実質はリハビリ出勤」というふうに理解することが大切です。

 

そして、出来ることから徐々に始めていけばいいです。この期間に仕事の効率化を考えておくのもいいですし、仕事の勉強をするのもいいと思います。

 

それと、周囲の人と積極的にコミュニケーションをするということも大事になります。先ほども書いた通り、周囲の人もどう接していいか困っているわけです。ここでお互いに「けん制」している状態だと、人間関係はいずれ悪くなっていきます。「腹を割って」話ができる人には、正直に思っていることを相談すればいいですし、それ以外の人にも、こちらから話しかけていく。それが一番手っ取り早いです。

 

話す内容は世間話でも、自分が休んでいる間に起こった出来事のことでもなんでもいいです。とにかく、孤立だけはしないようにすることです。

 

飲み会や遊びのお誘いがあった場合、余裕があれば参加したほうが距離も早く縮められていいでしょうね。

 

休職していた期間によりますが、半年以上休んでいた方が休職前の状態に戻るには、休んでいた期間と同じだけの期間が必要だと言われています(実際には100%元に戻ることはなく、70~80%程度しか戻らないそうですが)。

 

ということは、それだけの期間、自分を磨くことができるということでもありますので、将来の飛躍をイメージしながらしっかりと準備をするという考え方をセットしておけば、仕事へのモチベーションも維持できます。

 

私も含め、復職したての方は、決して気負わず、無理のない範囲でやっていくことが重要です。慣れてくれば徐々に負荷をかけていけばいいだけのことですし。

 

ここ最近の私の現状を振り返ってみて、これではいけないなと思い、忘備録の意味も込めて書き出してみました。

 

明日から考え方を変えて仕事に向かおうと思います。